046 齊藤 寛之 個展 「夢から覚める玩具」 11.18-12.17

《Rocking Plane》 2016年、サイズ可変、木、真鍮



齊藤 寛之 個展 「夢から覚める玩具」
HIROYUKI SAITO SOLO EXHIBITION ”Toys wake up from the dream”

2016年11月18日(金)-12月17日(土)
11:00 – 19:00 / 日、月曜日 休廊 / 入場無料
※11月23日(水・祝)は開廊、12月3日(土)は閉廊いたします。

※オープニング パーティ:2016年11月18日(金) 18:00-20:00
作家を囲んでささやかに開催いたします。
お誘い合わせの上、ぜひお気軽にご来場ください。

November 18(Fri)- December 17(Sat), 2016, 11am-7pm
Closed on every Sunday and Monday including national holidays. Admission Free

TOHO BEADS STYLE Tokyo Gallery t は、齊藤寛之 個展「夢から覚める玩具」を開催いたします。

齊藤寛之は、東京藝術大学在学中、主に彫刻における人体表現について研究してきました。齊藤は、その研究過程で「人体=社会」という考えに気づき、人体の骨格、動き、ねじれなどは社会構造を成り立たせる要素と同一のものであると捉えています。また、モチーフとして、自転車や船などの乗り物や既製品を選び、巧みに新たな彫刻へと作り変えていきます。

本展では、日本の大工道具である鉋(かんな)の持ち手の木部に最小の彫刻を施し、船や飛行機などといった乗り物の玩具に見立てた、新作《Rocking Plane》を約250点陳列します。鉋の底部は、削られ丸みをおび揺り籠のように揺れ、不安定な現代社会を表現しています。また、鋭く光る金色の真鍮の刃は、日常の遊びの中に潜む痛みや傷を想起させます。見慣れた様相とは異なる、不均衡に変容した玩具の群像を是非この機会にご覧ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

[作家略歴]
齊藤 寛之|Hiroyuki Saito
1973年東京都生まれ。鎌倉市在住。第11回岡本太郎現代芸術賞展に《感じる彫刻》(2008年)で入選、以来、『遊具シリーズ』『Re:cycleシリーズ』など、既製品をモチーフに再構築した立体作品を発表。

http://www.saito-hiroyuki.com/


1998 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2000 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了

個展
2014 「齊藤寛之 個展」鴫立庵・ギャラリーさざれ石/神奈川
2013 「CYCLE HEADS」Gallery&Zakka Gigi/神奈川
2008 「齊藤寛之 個展」ギャラリー巷房2+階段下/東京
1999 「齊藤寛之 個展」フタバ画廊/東京

主なグループ展
2016 「池袋アートギャザリング」メトロポリタンホテル1Fロビー/東京
2015 「池袋アートギャザリング」東京芸術劇場/東京
2015 「第三回つくる展」茅ヶ崎市美術館/神奈川
2014 「するがのくにの芸術祭 富士の山ビエンナーレ2014」静岡
2013 「中之条ビエンナーレ2013」群馬
2012 「とある雑食美術愛好家T氏コレクションより」東京都美術館/東京
2008 「第11回 岡本太郎現代芸術賞展」岡本太郎美術館/神奈川

公募
2015  16th Spiral Independent Creators Festival
2012  都美セレクショングループ展公募 第1回

受賞
2008  第11回岡本太郎現代芸術賞展 入選


プレスリリース


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