Charles Worthen
チャールズ ウォーゼン
17 January - 14 February 2014 入場無料
2014年1月17日[金]– 2月14日[金]
10:00-18:00 土日祝日休(第4土曜日を除く)
オープニング レセプション 1/17(金)18:00-20:00
会場:Gallery t 〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目9-11
主催:トーホー株式会社
この度、Gallery t では、2014年1月17日(金)– 2月14日(金)まで、「チャールズ・ウォーゼンCharles Worthen -recent works-」を開催いたします。
本展では、主に硬質と軟質のウレタン樹脂などの人工的な素材を用いて作られた新作を発表いたします。ウォーゼンの彫刻は、私たちが知る由もない形、例えば、実際に肉眼では見たことのないミクロの世界に存在するプランクトンやバクテリアなどを「間違ったサイエンス(翻訳)」により可視化しています。そして、それらは何かの道具や玩具のようにも見え、発色豊かで、ユーモアとアイロニックに満ちています。
玩具の客観的な性質について、ドナルド・カスピット(美術評論家、アメリカ)は『玩具は子供たちが目前に待ち受けるおとなの世界に対処する訓練のために設計された物である』と論じています。さらに、『アートはおとなになる過程において子供が失った主観性を取り戻す手段だ』とも述べています。もし、玩具が子供たちをもっと客観的にさせることができるならば、アートはおとなをさらに主観的にさせることができるではないでしょうか。
また、思想家のボリス・グロイスが『鑑賞者に訴える力のない不健康な作品を健全に見せる最高の術は展覧会である』と述べているように、作家自身もこの展覧会と鑑賞者によって、作品たちが少しでも健康を取り戻すことを願っています。遊び心あふれる、五感を刺激する少し脱力感のある作品たちをぜひご高覧いただきますよう、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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プレスリリース
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Charles Worthen, スタジオ風景写真, photo: SHIKADA Yoshihiko
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